宅建試験は、実は合格率17%前後の難関試験なのです!
資格試験に挑戦しようとしている受験者にとって、一番気になるのは、試験の合格率や難易度など、試験の難しさが分かるデータでしょう。
受験した人のうち、およそ何割が合格しているのか、という数字を把握することで「自分も合格できるかも!」とやる気が出てくる人もいるでしょうし、逆に自信をなくしてしまう人もいるかもしれません。
しかし、宅建試験に挑む前に、この試験の実態を知り、現実に見合った対策を立てる必要があるのです。
まず、宅建試験の合格率の数字を確認しましょう。
年度 | 合格率 | 合格点 |
---|---|---|
平成17年 | 17.3% | 33点 |
平成18年 | 17.2% | 34点 |
平成19年 | 17.3% | 35点 |
平成20年 | 16.2% | 33点 |
平成21年 | 17.9% | 33点 |
平成22年 | 15.2% | 36点 |
平成23年 | 16.1% | 36点 |
平成24年 | 16.7% | 33点 |
平成25年 | 15.3% | 33点 |
平成26年 | 17.5% | 32点 |
過去10年間の合格率をまとめてみると、15~17%で推移していることが分かります。宅建試験は、法律系国家資格の登竜門といわれていて、行政書士や司法書士など他の法律系国家試験に比べると、一番取得しやすいとされています。
しかし、この数字を見ると、実際に合格できるのは10人のうち1人か2人。
宅建はあくまでも国家資格ですので、試験は落とすことを前提として作られた、難しいものであることを認識する必要があります。